Pearl Story 1ブログ 真珠が出来るまで 真珠はその昔、『満月の夜、月の雫を飲み込んだ貝が大切に育んだものが真珠である』などの言葉が残っているように私たちに色んな想像を膨らませてくれる神秘的宝石です。天然真珠の場合、真珠が作られる過程は貝の中に異物(砂粒や・虫など)が混入し吐き出せなかった異物を、自ら出す分泌物(貝殻を作り出す成分)で長い時間をかけて幾重にも包み、それが層となり形となった偶然の産物なのです。この真珠の特性を生かし、養殖真珠は人の手で核と呼ばれる人工物をアコヤ貝などに埋め込み真珠に育てています。貝にとって異物が入ったり核を入れられたりすることは大変苦しい(痛み?)に近い状態なのだそうです。まるで涙を流すかのように体内から分泌物を出して幾重にも真珠層を重ね、あの美しい輝きを持つ真珠を生み出してくれているのです。